ワークライフバランスと
キャリアアップを両立できる
環境です。
きっちり成果を出す仕事ぶりからお客様の信頼を得てきた舘下。現在は部下をもつ立場として順調にキャリアを積んでいる。「エンジニアに求められるのはスキルよりもマインド」と語るその真意とは?
Profile
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舘下 謙司
部署・役職等:システム開発部 係長
入社年月:2018年2月 入社
リモートワークのメリットを実感。
入社して5年ほど経ちました。以前はお客様のオフィスに常駐する勤務形態が多かったのですが、コロナ禍以降は在宅勤務が格段に増えています。当社では、個人情報を扱わない業務であればリモートワークが可能です。
そもそも、私のようなエンジニアの仕事は働く場所を問いません。極端な話、非の打ち所がない成果物を締め切りまでに納品すればいいのですから。システム構築であれば、バグがなくお客様の要求どおりに動くようにするのが私の責務。自分の工夫次第でより効率的にタスクを進めることも可能です。このような「成果主義」は、自分に合っていると実感しています。
在宅勤務のメリットのひとつは、これまで通勤に充てていた時間を有効活用できること。小さい子どもがいますが、会社から夜遅く帰ってきて寝顔しか見られないということはありません。仕事をしていても家族を身近に感じられる。とてもありがたいことです。
創意工夫する経験を積んで、自分の得意分野ができた。
ここ2年ほど、セールスフォースのプラットフォームを活用した新しいシステムを構築する業務に、設計段階から携わっています。具体的には、お客様の営業担当者が予算や見積もり、受注状況などを案件ごとに管理できるアプリの開発などです。
お客様が既存のシステムからの転換を希望されていたとしても、丸ごと置き換えるだけで課題が解決するわけではありません。セールスフォースを使う場合でも、お客様のご事情に合わせてカスタマイズすることになりますが、そのプロセスで創意工夫の余地があるのでとても楽しいです。依頼された内容をそのまま反映させるだけでなく、自分なりに考えてより良いものを提案できます。それが受け入れられたときは、やはりやりがいを感じますね。
現在のお客様からは、こういった姿勢が認められ、スタッフ1名の増員が実現。私は主任に昇格し、部下とともにプロジェクトの取り組みを強化しています。セールスフォースは、当社では私とその部下のみが関わっているプラットフォームです。「さまざまな可能性を秘めたツールだな」と日々発見があります。さらに関連のスキルを高めて、社内で「セールスフォースのことなら舘下に任せよう」といわれるぐらいになりたいです。
たくさんの人に使われるECサイトを手がけるのが目標。
さらなるスキルアップには、英語力が欠かせないと痛感しています。セールスフォースをはじめとする最先端のツールの説明書は、おおむね英語です。日本語に訳されたものは表現が粗く意味が取りにくいことも。正確に内容を理解するためには、オリジナルの英語資料にあたる必要があります。今後はプライベートの時間をやりくりして、リーディングの自己学習に取り組む予定です。
将来的にはECサイトの構築を手がけてみたいです。今は、利用する側として「もっとこうしたらいいのに」と感じることが多くて。たくさんの人に使われるECサイトは、まさに社会のインフラといってもいい存在。そんなスケールの大きな仕事に関われたら、エンジニア冥利に尽きます。
プログラミングは自然に身に付くから未経験でも大丈夫。
一緒に働く仲間は、「自分で考えて、動ける人」がいいですね。お客様のニーズを把握しようとしても、お客様自身が何をやったらいいかよく分かっていらっしゃらないケースは少なくありません。私たちへの指示が曖昧だったり大雑把だったりするのはよくあること。そんなときでも、キックオフ時の資料などから目指すゴールを想定することで、現況や取り組むべき内容を的確に認識し、お客様に積極的に働きかけていきます。それこそが私たちの仕事の醍醐味です。
プログラミングは自然と覚えるものですから心配はいりません。相手の思いをつかまえなければならない立場ですから、むしろコミュニケーション能力の方が大事です。異業種の方、プログラミング未経験の方であっても、臆することなく挑戦してほしいと思います。